Gelände the horse

馬券でベンツGクラスを目指す忘備録

JBCクラシック2021 二頭の実績馬のデカ過ぎる死角に注意

JBCクラシック2021

天皇賞秋2021の予想です。最後まで無料で見られます。

◎4.テーオーケインズ
前走の帝王賞で3強を一蹴、ここを連勝でダート界のニュースターへ。4カ月ぶりの実戦も、2カ月以上の休み明け4戦4勝と鉄砲良し。2,100mは初めての距離ながら、距離延長2-1-0-0と心強い傾向。9月22日から入念に準備しており、帝王賞と同パターンの追い切り、高柳師も満足気の手応え。前走は4コーナー最内ピッタリで見事に回っていたので、小回りも大丈夫です。

○9.カジノフォンテン
前走の帝王賞10着は状態面による負け方。暑さにダメな馬で本格化してからも6,7月は不調。前走後に張田J「暑さに弱いので心配していたが疲れが出た感じ」と敗因を述べた。本来の力は、東京大賞典2着から川崎記念・京成盃グランドマイラーズ、かしわ記念を連勝とした実績馬。輸送ありきで太め残しの追い切り、若干重たさがあったため、当日のパドックは要注目。

▲5.ダノンファラオ
横山武史Jだけで抑えたくなる昨今。前走は日本テレビ盃2着でしたが、横山武Jはテン乗りで最内枠からラチ沿いをピッタリと馬群の中を走らせ、揉まれ弱く砂を被るとダメと評価されていた馬の成長を感じさせる良質な内容でした。直線の長い大井は3戦連続馬券外ですが、小回りの川崎・船橋・浦和では良績を残しています。

△7.ミューチャリー
前走を金沢で使うなど、勝負度合いは高いです。前走は敗れましたがコースレコードを叩き出した絶好調のメイショウカズサ相手では分が悪かったです。また、雨が浮くほどの不良馬場で自慢の切れ味も不発に終わり、金沢では有力騎手の吉原Jもテン乗りで外を回しての2着確保は上出来。理想的なローテと継続騎乗の上積みで、好勝負必須かと。

消3.オメガパフューム
G1通算4勝の実績馬であることは確かですが、小回りコースが苦手で克服できるイメージがありません。G1の勝利はいずれも直線が386mと最も長い大井です。金沢は直線が236mしかない小回りコースですから、この馬の脚質ではズブさが露呈してしまうでしょう。年末の東京大賞典4連覇が大目標であるため、叩き程度の仕上がりです。

消1.チュウワウィザード
19年浦和開催の同レースの勝者であり、2,000m超えのコースは3戦3勝と脅威ではありますが、前走の帝王賞で右第1指骨を剥離骨折して3カ月以上の休み明け。追い切りも冴えず一週前は新馬に遅れを取りました。大久保師も「力を出せる態勢」と及第点の仕上げ、さらに「右回りは得意でない」とキッパリ。鞍上の戸崎は同レースを0-1-0-7と苦手意識